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酵素ジュースって自分で作れるの?その注意点と危険性について

「酵素が入ったジュースってどんな飲み物?」
「酵素が入ったジュースを飲んで健康になりたい」

酵素が入ったジュースを飲んでみたいけど、どんな飲み物なのかよくわからないという人は多いのではないでしょうか?

その悩みを解消するためには、そもそも酵素にどういった働きや効果があるのかを知っておく必要があります。

ここでは、そもそもの酵素の働き、酵素が入ったジュースの効果、自分に合った入手方法について説明していきます。

酵素ジュースとはどんなものか?

そもそも、「酵素ジュース」とはいったいどのようなものなのでしょうか。

これは、「梅やレモンといった野菜や果物を発酵させ(ハチミツや砂糖などを加えることもある)て作りあげたジュース」のことです。

置き換えダイエットによく用いられるもので、食物に含まれる酵素の働きを利用した「整腸効果」などを期待することができるものとして、有名になりました。

1日1食を抜くことができるということで、特に短期的なダイエットに効果を示す方法として、現在では「酵素ドリンク」などの名称でダイエット食品業界の一画を占めるジャンルへと成長しました。

酵素ジュースの自宅での作り方

さて、この「酵素ジュース」ですが、これは自宅でも作ることができるとされています。大手の料理サイトなどでは、この酵素ジュースの作り方がたくさん公開されていますね。

その基本は、

  1. レモンなどに代表される果物を切る
  2. できれば、これらの食材は「無農薬で作られたもの」に統一する
  3. 切った果物を、砂糖などと合わせながらビンに詰めていく
  4. よく洗った手(ただし手洗い用の石けんなどは使わない)で、それをかき混ぜる
  5. 1週間~10日間ほどそのまま置いて完成

というやり方をとっています。

これを水などである程度薄めて飲む、というのが一般的なやり方です。

このようなやり方を見ていけば、「家でも簡単に酵素ドリンクが作れるような気がしてくる」と多くの人が思うのではないでしょうか。

しかしここには、大きな問題点があるのもたしかです。

消費者庁が動いた事例

この「手作りで酵素ジュースを作ること」は、しばしば安全性の面で疑問視されることがあるのも事実です。それを如実に表しているのが、2015年6月19日に起こった騒動でしょう。

一時、NPO法人から寄せられたレシピをもとに、消費者庁が大手の料理サイトに手作りの酵素ジュースのレシピを公開していました。

これは、地方自治体などが積極的に行っていた活動を元に作られたレシピです。破棄される食材が多いことは近年問題になっており、それを減らす観点から組み立てられた「使い切りレシピ」のうちの一つでした。

この試み自体は素晴らしいのですが、しかしここで作られた「酵素ジュース」に、消費者庁のなかから疑問視する声があがったのです。

ここで公開された記事は、「そのときに旬の果物を使い、酵素ジュースを作る。果物と砂糖をミルフィーユ状態に重ねていき、体温と同じくらいの温度(36℃程度)のところで保管する。

そして、流水などで洗った手で、1日に1回これをかき混ぜる。しゅわしゅわと音がして来たら、完成。未使用の、きれいなガーゼで一度これを濾したら完成です」というものでした。

しかしこれが、「食品衛生上、安全面に疑問が残る」として、すぐに非公開になってしまったのです。このレシピが公開されていた時間は決して長くなかったといわれています。

この「削除された理由」は、「素手で具材をかき混ぜること」によるものでした。手に存在する常在菌を使って発酵させるというやり方ですが、「有害な菌が繁殖する可能性も否定できない」として削除されたわけです。

地方自治体や消費者庁が中心となって行ったプロジェクトであるからこそ、万全には万全を期した、という見方もできます。

「常在菌がついた手でかき混ぜたら、100%何らかのトラブルや害が起こる」とまでは、もちろんいえません。また、相応の専門的な知識がある人であるならば、適切な処理ができることもあるでしょう。

しかし、「(まったくの素人だけれど)常在菌を使っているから、手作りの酵素ジュースは安全だ」とは決していいきれないのです。

市販品の酵素ジュースについて

では、市販品の酵素ジュースについてはどうでしょうか。市販品の酵素ジュースは、徹底管理された工場で作られているものであり、当然ながら、その安全性は担保されています。

しばしば、「手作りの方が安全」「何が入っているかわかるから、市販品よりも優れている」という意見を目にしますが、一般的に、「管理」「食品衛生」「安心感」ということを考えた場合、市販品のほうがはるかに安全性は高い、といえます。

現在は、特にこの「安全性」に気を配り、配慮をした酵素ジュースがたくさん打ち出されています。これらの市販品のなかから酵素ジュースを選ぶことを強くおすすめします。

まとめ

最後に、酵素ジュースに関するポイントをおさらいしましょう!ポイントは大きく分けて4つあります。

  • 酵素ジュースとは「梅やレモンといった野菜や果物を発酵させて作りあげたジュース」であり、酵素の働きによる整腸効果などを期待することができる
  • 酵素ジュースの作り方
  • 1.野菜や果物を用意する(できれば無農薬で作られたもの)
    2.野菜や果物を切る
    3.切った果物を、砂糖などと合わせながらビンに詰めていく
    4.よく洗った手(ただし手洗い用の石けんなどは使わない)で、それをかき混ぜる
    5.1週間~10日間ほどそのまま置いて完成

  • 酵素ジュースを手作りする際は手に存在する常在菌を使って発酵させるため、有害な菌が繁殖する危険性がある。
  • 安全性が担保されている市販の酵素ドリンクの方がおすすめ

いかがでしたか?

手作りした酵素ジュースのほうが安上がりだし、自分で作ったものだから信用できると思っている人もいるかもしれません。

しかし、手作り酵素ジュースはかなり手間がかかるうえに、失敗のリスクや体に害を与える可能性があります。そのため「安全で高品質ものが欲しい」という方には、売っている酵素ジュースを飲むことをおすすめします。

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